貧乏ゆすりの人が隣に座るのはほとんどの人にとって嬉しくないことだろう。しかし今後は貧乏ゆすりをする人々は正々堂々、思い切り脚を揺することができるようになったのだ。オランダの女性デザイナーのナタリーさんがデザインした「MOOV Chair」という名のイスは、イスに座って足を揺することで発電でき、環境に優しいだけでなく、心置きなく脚を揺することができる仕組みになっている。外国メディアが報道した。
ナタリーさんは「小さい頃からとても落ち着きがなくて、脚を揺するだけでなく、身体全体をくねくねと動かすのも好きだった。ある日、この尽きることがない運動エネルギーを有効利用できるのではないか?と思いついた」と話す。
こうして誕生した「MOOV Chair」は、イスの上で身体を揺するとアームレストとシートバックに振動が伝わり、生成されたエネルギーをアームレストに内蔵されているバッテリーに電力として蓄積することができる。