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私はそこへ毎年いくらか寄付してきたが、今年の手紙の文面は何か深刻だった――

「昨今の地球規模の金融危機の中で、イン夕ーナショナル・ハウスはいくつかの厳しい選択に迫られています。株式市場の低迷により、奨学金その他の必要のための出資が困難になってきています。私たちは出費の縮小や省エネ、業務の効率化に懸命に努力していますが、今後何カ月かのうちに、施設利用者に相当な影響を与える予算上の決定をしなければならないでしょう。私たちは、あなたの助けが必要です。それは、現在の施設利用者が、このハウスでの経験の“核”である国際理解と紛争の平和的解決のために前進を続けるためです」。

アメリカ経済の縮小については、連日の報道でその深刻さが伝わってくる。今日の『日本財経新聞』によると、5日発表の米労働省の雇用統計では、11月非農業分野の雇用者数が前月に比べて53万人も減少したという。この下落幅は34年ぶりで、これによって失業率(軍人を除く)は「6.7%」になったという。日本経済も楽観できない状態たが、失業率などはアメリカの方が深刻だ。そんなこともあり、今回の要請にはそれなりの対応をすべきと、私は考えた。そして、景気回復には-日時計主義の心-が必要であるから、単に寄付金だけを送るのではなく、それを絵封筒に入れて送ることにした。

 今日は生長の家の講習会で徳島市に来ているが、宿泊したホテルでは自前のパンを山のように飾っていた。その中にあった力ニの形のパンがかわいらしくて印象的だったので、それを封筒の絵に描き、ついでに景気のいい「花咲かじいさん」の切手を貼って絵封筒にした。こんなものでアメリカの景気がよくなるとは思わないが、これを受け取った人とその周辺の人の心が明るくなれば、それでいい。明るい心は、独創や親切やユーモアを生み、新しい発想に結びつくことを祈りながら……。
2015/03/19(木) 18:02 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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