清原のいう「会長」とは、いったい何者なのか。清原の関係者が明かす。「かねてから支援を受けていたパチンコ商社、フィールズの山本英俊会長でしょう。〇九年一月に自伝「男道」を出した際も会長は一万部を買取り、配り歩いたほど。しかし、度重ねるトラブルに会長も辟易している。銀座の鉄板焼の名店で食事会を開いた時も、会長には礼も言わずに以前交際していた銀座のクラブ「R」のママとともに途中退席し、会長を呆れさせていましたから」。薬物疑惑報道から約五カ月。傷心の清原が唯一心を許しているのが、また別の銀座のクラブ「T」の元雇われママ・A子だという。同店の元ホステスが語る。「昨年九月、A子はTを辞め、斜向かいに新しく「M」をオープンさせてオーナーママになりました。Tにいた頃の彼女の上客が山本会長で、清原さんはいわば、その会長から彼女を奪った格好になっているんです。A子はホステスの所作には厳しく、畏れられていますが、気に入った男には尽くす“男気”の持ち主。「将来、清原さんはA子に養ってもらうんじゃないの」とも言われています。一方、二人の息子の子育てに勤しむ亜紀夫人は、どのような思いで変わりゆく夫を見ているのか。
「度重ねるDVや浮気を理由に、すでに離婚の話し合いが進められているようです。彼女は現在、港区内に自身の名義でマンションを借り、息子とともに避難生活を送っています。亜紀夫人の所属事務所に離婚の有無などについては取材を申し込むと、担当者が困惑した様子で次のように話した。「その件につきましては子供もいることですので、何もお答えできないんです」八月二日の昼過ぎ、清原は少年野球チームに所属する息子の試合を観戦していた。トイレにたった瞬間、小誌記者は直撃取材を試みたが、清原は問いかけに対し終始無言。おもむろに携帯電話を取り出し、睨みをきかせながら去っていった。ある捜査関係者が明かす。「今年七月上旬、首都圏南部で発生した暴力団関係の薬物事案の捜査をしていたところ、清原の名前が浮上。現在も捜査当局は重大な関心を寄せています」。清原は“男道”をまっとうすることができるのか。「今までは地方のコンサートなんて即完売だったのに、あの一件以来、売れ行きは絶不調。事態は思っていた以上に深刻ですよ。当時、現役マネジャーだった後藤光雄が氷川の度重なる暴行を小誌に告発したのだ。「そんあことどうでもいいんだよ!オメーよ!」。